はじめての言語学

 

 

このブログの最初の本は、「はじめての言語学」です。ページ数は250ページで、少し挫折しそうになったりしましたけど、何とか読み切りました。

 著者の黒田龍之介さんは、ロシア語や、ウクライナ語?、ベラルーシ語??を学ばれたそうです。そんなにたくさんの言語を知っているのに、留学経験はないらしいです。すごいと思います。

 この本では、言語学のいろいろなテーマを、入口から覗いてみたようなものだと、本の中で仰っていました。この本は、学校の教科書とかとは違って、まず言語学とは何なのか、何をするかということを説明していました。

 さて、著者は、本の中で、言語は記号の体系である。と言っていました。学生からも、何のことかわからないと抗議が来たみたいです。分からなかったのは自分だけじゃなかったようです。まず、記号については、何かを指し示している代用物のことであるとありました。そしてその代用物とは音で、何かを指し示す音のことのようです。言語では、「音」が基本らしいです。そして、体系(たいけい)とは、いわゆるシステムのことで、一つ一つが決まった役割を持って、まとまって働くことのようです。そして、それらが言語であると述べていました。そのほかにも、形態論とか、音韻論などについても軽い説明がありました。

○感想

言語自体が、形がなくて、特に、音は理解が難しい場面がありました。でも、わかりやすい例と、著者の語りが面白かったので、結構苦はなく読み終えることができました。

言語学についての概要がわかったと思います。

 

このブログの初めての書評でですけど、これって書評なんですかね…?書評ブログとかは見たことないのでよく分かりませんが…。滅多に読書しないせいか本を読み終わるのに2日かかりましたけどこれから読むのは早くなるのでしょうか???